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レイダーズの2009トレーニングキャンプがナパバレーのトレーニング施設で正式にスタートし、チームは初日に早速2部練に臨んだ。初日のビッグニュースは今年のドラフト1巡目指名のルーキーWRダリアス・ヘイワード-ベイ(12)がチームと正式な契約を結び、ナパの練習に参加した事である。メリーランド大出身で身長188cm、体重95kgの大型ワイドレシーバーであるWEヘイワード-ベイ(12)はアラメダのチーム施設で契約を交わした後、すぐにナパへ移動し、午後の練習から参加した。練習後、トム・ケーブルHCはメディアに対しWRヘイワード-ベイ(12)の契約に関して、「今日の練習を見て分かるように、我々はWRダリアス・ヘイワード-ベイ(12)と契約できて非常に喜んでいる。彼や周りの人々が時間通りに契約をしてくれた事を評価したい。練習も1回以上欠席しなくて済んだしね。WRヘイワード-ベイ(12)との契約はチームにとっても非常に大きいことだ。だから非常に興奮している。」と話した。
WRヘイワード-ベイ(12)はプロフットボール選手として初となるトレーニングキャンプの練習後にメディアの質問に応え、チームとの契約とトレーニングキャンプについて話した。「契約をようやく終えてホッとしているよ。初日の練習に参加することができた。午前の練習には間に合わなかったけど、午後の練習前にナパに着いたので何とか間に合ったよ。プロでやっていく準備はしていたし、プロレベルでもやっていける。自分の持っているものをキャンプで出して、懸命に練習して自分の力を見せる！」
この日、ケーブルHCは昨年まで第３QBとして活躍していたQBアンドリュー・ウォルター(16)の解雇を発表した。
トレーニングキャンプ初日が明日へと迫り、レイダーズのトレーニングキャンプ地であるナパも騒がしくなってきた。前日に現地入りした選手、コーチ陣はこの日キャンプのスケジュールの確認のためミーティングを行った。しかしながら、プレシーズン開幕戦のカウボーイズ戦まで僅か2週間しかないので、選手全員が練習場で質の高い練習を行う準備ができている！今シーズンはトム・ケーブルHCがヘッドコーチに就任して初めてのトレーニングキャンプとなるので、チームとしても昨シーズンとまた違ったトーンのトレーニングキャンプとなる。
ケーブルHCはトレーニングキャンプ最初の4日間は2部練(two-a-days)を行い、集中的に練習することで選手にトレーニングのルーティーンを覚えさせる意図があると説明した。また、過酷なレギュラーシーズンに備えるために2部練を課し、一番気温が高くなる午後に練習プログラムを取り入れた。ケーブルHCは「選手は暑さと太陽の下で練習をする必要がある。この条件で練習すれば選手達は強くなると思う。キャンプでもがき苦しんでハードワークをこなし、練習の成果にもアップダウンはあると思うが、これがシーズンに繋がるんだ。」とコメント。
LBカーク・モリソン(52)は新ディフェンシブ・コーディネーター-ジョン・マーシャルの下、初めてとなるトレーニングキャンプを楽しみにしている。「コーチ・マーシャルに変わって昨年とはまた違ったキャンプになるだろうね。でも多くの選手が新しい哲学を学びながらディフェンスチームを形成していくのでチームにとっても新しい始まりになるからとても興奮しているよ。」と語った。また、LBモリソン(52)はオフシーズンにチームメートと絆を深め合ったことが、ナパでのキャンプをよりポジティブにしている。「俺達はオフシーズンに色んな事を一緒にやってきた。一緒に旅行に行ったり、チームメートのことをより分かり合おうとしてきたんだ。チームは家族みたいなもので、俺達は兄弟愛を築いてきた。フットボールフィールドではお互いを信じてカバーできることはカバーし助け合うだけだ！」とコメントした。
TEザック・ミラー(80)はケーブルHCがでこれまで経験してきたコーチと違った態度でキャンプに臨んでいることを嬉しく思っている。「ケーブルHCはきちんとした態度でキャンプに臨んでいると思う。俗に言う『オールドスクール』だけど、試合に臨むにはどうすればいいかキャンプでは明確にしていくだろうし、キャンプではみっちりしごかれるだろうね。」と話した。
レイダーズは明日、6月に行われたOTA以来初となるチーム練習を行う。4日間2部練を行った後、チームは8/8(土)のレイダーズファン感謝祭(Raider Nation Celebration)でファンの前で練習を行うためオークランド-アラメダ・コロシアムに戻る。
