オークランド・レイダーズは本拠地オークランド-アラメダカウンティ・コロシアムで行われる対シンシナティ・ベンガルズ戦でアジアン・へリテージを祝うイベントを開催する。イベントはブルース・リーを偲び、ハーフタイムに地元のマーシャルアーツ道場がパフォーマンスを行う。レイダーズは試合前にアジアの武道を普及させたブルース・リーの業績を表彰する。リーの妻であるリンダもリー家を代表してイベントに参加する。
レイダーズ・チーフ・エグゼクティブのエイミー・トラスクは、「チームとしてアジアン・へリテージを祝うイベントを催すことに喜びを感じている。このイベントをレイダーズのグローバルなファンと共に共有したい。」とコメントした。
師範であるラルフ・カストロ、アーニー・レイエス、ジャック・ワダ、スコット・コーカー、ドック・ファイ・ワン、クン・リー、ブライアン・シュワルツ、ジョーダン・パレン、クリス・ジェンセン、ロジャー・ハミルトン、リチャード・ブランドンに対してもキックオフ前に武道への貢献を祝し、表彰式を行う。そして20世紀で最も影響を与えた武道家であるブルース・リーをトリビュートし、ハーフタイムに演舞を披露する。
ベイエリア出身のネイシア・ゴーが国歌斉唱を歌う。中国とフィリピンの血筋を引くゴーは地元やカリフォルニア州の歌唱コンクールで優勝し、2008年のアメリカンアイドルでもトップ50のファイナリストに残った。
マーケティング会社であるESMGワールド社はレイダーズとタッグを組、ハーフタイムショーをプロデュースする。ハーフタイムショーでは日本、中国、韓国、フィリピンの武道を取り入れたデモンストレーションを披露する。合気道、散打、太極拳、ドラゴンダンシング、テコンドー、少林拳法、空手等を楽しめる。
ハーフタイムショーに参加する道場はAikido of San Jose, Cung Le's Universal Strength Headquarters, Doc-Fai Wong Martial Arts Center, Golden State Taekwondo, Great Grandmaster Ralph Castro's International Shaolin Kenpo Association, Hamilton Martial Arts Academy, Pallen's Martial Arts, Richard Branden's Studio Kicks, and West Coast Martial Arts。
レイダーズはグローバルに活躍するチームとしてフィールド内外で活躍してきた。チームのオフィシャルサイトには英語、スペイン語、日本語、ドイツ語、中国語、タガログ語を持ちグローバルなファンベースに情報を発信している。