オークランド・レイダーズはアジアを中心に安価な飛行機代をサービスとするエアアジア航空との新規スポンサー契約を締結したことを発表した。チームとしてフットボール人気を世界に広めようとしてきたレイダーズにとって、今後エアアジア航空と共にグローバルなファンベースの拡大に取り組んで行く。
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スポンサーシップの内容はエアアジア旅客機A340の「エクセレンス(Xcellence)」にレイダーズのマークやロゴを装飾する。レイダーシールドは飛行機のテールフィン(垂直安定板)に、レイダーズの眼帯は飛行機の先頭部にデザインされる。またエアアジア航空は「エアアジアによる1,000席サービス」キャンペーンをウェブ上で行ない、100人の学生をランダムに選び、その中から1名にレイダーズのホームゲームのチケットをプレゼントする。プログラムの詳細は後日Raiders.comで発表される。
「私達はエアアジアとの新たなスポンサーシップを結ぶことができ、非常に興奮している。」とレイダーズのチーフ・エグゼクティブであるエイミー・トラスクは語る。「2つのグローバルな企業がスポンサー契約を結ぶことはユニークで大々的なことだ。私達は常に世界中のファンと関わる機会を作ることに力を入れてきた。今後はエアアジアと共に世界中のファンと交流することができ、非常に嬉しい。」と付け加えた。
米国内のみならずインナーナショナルのファンに向けても情報発信をしているレイダーズはフットボール界でも最多の6言語-タガログ語、日本語、ドイツ語、中国語、スペイン語、英語-を駆使し世界中のファンにレイダーズ情報を発信している。また、レイダーズはNFLチームの中でも唯一フルコンテンツ対応のスペイン語サイトを持つ。レイダーズはこれまでロンドン、バルセロナ、東京、メキシコシティで行なわれたアメリカン・ボウルに出場しNFLの人気を世界的に広め、世界的なファン拡大に尽力してきた。
アジアでも安価な飛行機代で有名なエアアジア航空は2001年にアジアの低運賃の航空会社として表彰されて以来、急速に業績を上げ拡大している。マレーシアを拠点とするエアアジア航空は80機の飛行機を保有し、マレーシア国内へ65ルート、国外へ122ルートの路線で飛行。マレーシアの中心地、タイ、インドネシアに毎日400便以上飛行している。現在までにエアアジア航空は6,500万人のゲストを乗せマレーシアを始めアジアの国々に飛行し、タイ・エアアジア、インドネシア・エアアジアを通じてより多くの広範なネットワークを構築するために翼を広げ続けている。
「今回のスポンサー契約はエアアジア航空全体にとって非常有意義な瞬間だ。伝統的なチームであるオークランド・レイダーズと関わりを持つことができて非常に興奮している。」とエアアジア・グループCEOダト・スリトニー・フェルナンデス氏は語る。
レイダーズは2009年にチーム創設50周年を迎え、9/14(月)の開幕戦のマンデーナイトゲームは本拠地でサンディエゴ・チャージャーズと対戦する。チケットは1-800-RaidersもしくはRaiders.comまで。